EV船の活用例

電動推進船の活用例

1. 大阪で活躍中、観光交通船について

トルキード社製船内機2基搭載した観光交通船です。19t未満船でリチーム電池と発電機搭載したハイブリッド式システムで運行中。

EV船の静か・振動・臭わないメリットを最大限に生かして軽音楽を楽しみながら船上パーティが楽しめるエンターテイメントボートに仕上がっています。 是非、乗船ください。

2. セイカダイヤ様のEV船デモンストレーション用として活躍中

三菱舶用ディーゼルでお馴染みのセイカダイヤ様がEV船の普及と開発を目指してAnEnergy社製パワーユニットを搭載してEV船を建造されました。今後、ゼロエミッション漁港を目指して各地で活躍が期待されています。

3. 台湾の日月湖で活躍中の観光船について

台湾製モーター、リチーム電池を搭載した前著恵14m、48人乗り、総トン数20トンの観光船です。最大速力11ノット、巡行速力6ノットで約6時間の航行が可能です。

現在、日月湖には3隻のEV船が就航、稼働しています。一度是非乗船されることお勧めします。

4. 自律航行船の実証実験船として活躍するEV船

船の自動運転技術を開発するスタートアップ企業、『株式会社エイトノット』で活躍中。

エイトノットが開発した自動運転機能を搭載した「Eight Knot Ⅰ」は目的地をセットすると、AIが自動でルート設定。カメラやLiDARなど で障害物などを検知し、障害物を避ける自動操船機能を搭載しています。

5. 環境にやさしい水面掃除EV船

マリーナ、海水浴場、養殖漁業、ダム、湖、競艇場などの水面にあるゴミを大型ハッチで簡単に回収します。更にEV船外機をセットしてさらに環境にやさしいボートにしています。

将来、自動操船システムをセットすれば水上自動ゴミ取り機も現実味を帯びてきました。

6. 沖縄県石垣市川平湾電動推進船グラスボート

お客様の意見
(1) 従来船(デーゼルエンジンが主機)に比べると圧倒的に静かで振動も少ない
(2) 燃料やオイル、排ガスの臭さも無い
(3) グラスボート下の魚が音がしない為逃げなかった

サービスマンの意見
(1) ポイント上に船を止めるグラスボートでは、1回の航行で60~70回のシフト操作を行う為、ケーブルが切れたり、ドライブの消耗が激しかったりとメンテ費用が高額になるが電気的にモーターの正/逆転を切り替える電動船はクラッチが無い為メンテ手間、費用が軽減できた。又シフト音がしないので魚が逃げない。
(2) デーゼルエンジンに比べエンジンルームが汚れなくなり拭き掃除が無くなったメンテナンスフリーは良いです。

7. 東京で活躍中、電動船外機搭載ES-26ボート(Estrela)について

(1)トルキード社製Deep Blue High Power Sysutemで快適な操縦性と安全性を追求したシステムコントロール&エネルギー制御を実現。
(2)課題はリチーム電池容量が小さく最大スピード16ktでは約30分で電池容量が20%まで減少。常備8ktでは約3.5時間は走れます。

8. 茨木県水戸市、千波湖で活躍中、スナガ製SJW-3(電動モーター仕様)のスワンボートについて

最大の特徴は、検査無、免許が無くても家族で楽しめることです。現在、観光地の湖でレンタルボートとして稼働中です。

推進機は、小型電動モーター(EPROPULSION SPIRIT 1.0 kw)で環境と操作性を考慮したタイプとなっています。