EV船の活用例

電動推進船の活用例

1 沖縄県石垣市川平湾電動推進船グラスボート

お客様の意見
(1) 従来船(デーゼルエンジンが主機)に比べると圧倒的に静かで振動も少ない
(2) 燃料やオイル、排ガスの臭さも無い
(3) グラスボート下の魚が音がしない為逃げなかった

サービスマンの意見
(1) ポイント上に船を止めるグラスボートでは、1回の航行で60~70回のシフト操作を行う為、ケーブルが切れたり、ドライブの消耗が激しかったりとメンテ費用が高額になるが電気的にモーターの正/逆転を切り替える電動船はクラッチが無い為メンテ手間、費用が軽減できた。又シフト音がしないので魚が逃げない。
(2) デーゼルエンジンに比べエンジンルームが汚れなくなり拭き掃除が無くなったメンテナンスフリーは良いです。

2 東京で活躍中、電動船外機搭載ES-26ボート(Estrela)について

(1)トルキード社製Deep Blue High Power Sysutemで快適な操縦性と安全性を追求したシステムコントロール&エネルギー制御を実現。

(2)課題はリチーム電池容量が小さく最大スピード16ktでは約30分で電池容量が20%まで減少。常備8ktでは約3.5時間は走れます。

3 欧州で活躍中、観光交通船について

(1)トルキード社製船内機2基搭載した観光交通船です。19t未満船でリチーム電池と発電機搭載したハイブリッド式システムで運行中。

(2)海水冷却方式を採用した高出力、高性能なモーターとBMWと共同開発した高精度高品質、高い安全性を兼ね備えた10年保証のバッテリー、ソーラシステムで運転時間を長く保っています。

4 台湾高雄市で活躍中、観光船について

(1)台湾製モーター、リチーム電池を搭載した観光船です。高雄市内運河を15隻で日夜稼働しています。約20分の航行で日本円800円。夜間はLEDライトが華やかさを増し良い光景を醸し出していました。第3代目の観光船ですが航行スピード5kt程度ですので揺れも無く一度是非乗船されることお勧めします。

弊社も国内で観光交通船、屋形船、ダム湖水質調査船、漁業調査船等へ電池推進船の提案を積極的に進めてまいります。